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月例写経・写仏の会




*平成22年予定日*


☆1月21日・木曜日


☆2月23日・火曜日


☆3月23日・火曜日


☆4月23日・金曜日



安住寺本堂にて、午前10時より1時間半程度。初めての方、道具をお持ちでない方にも対応いたします。

長時間で足の痛む方のため、現在は椅子に座っておこなっています。


*会の流れ*


○写経準備

○般若心経唱和

○写経、写仏

○納経

○茶礼(皆さんでお茶を頂きます。)

写経のすすめ

数々のお経がありますが、当会では「般若心経」を写経しております。「般若心経」は経典の中で最も大部といわれる「大般若経」 600巻の経意を、わずか262文字の中に要約したものです。

写経をすることで、自然とお釈迦様の説かれた教えにふれ、心をしずめ無我の境地に浸ることができます。あるいは、故人の冥福を祈るため、 文字の上達を願って等、目的はさまざまかもしれません。

一般に写経の功徳として次のようなことがあげられます。

*心が清浄になる。

*集中力がつく。

*忍耐力がつく。

*顔が清々になる。

*自然の治癒力が向上する。

*ストレスの軽減。

*姿勢がよくなり、心身が落ち着く。

*指先を使うことで、脳の活性化につながる。

*字が上手になる。

私が師事した田中義峰老師が、写経をなさっているのを初めて拝見した時のことを思い出します。姿勢を正し一字一字筆を調え、 3時間にわたって写経をされた。その姿は、まさしく無心、無我の境地のようでした。

以上のように写経の功徳があげられますが、書くことだけでなく、お経を読むことにも功徳があるといわれています。 白隠禅師の高弟・東嶺禅師は、『看経論』の中で読経の功徳を次のようにあげています。

☆みずからが受ける功徳として、

一、三昧を助ける。読経の声が心に入り、心を正しくする。

二、災いを滅す。善神の守護を受け、悪鬼は怖れて近づかなくなる。

三、病をのぞく。読経の声が身体に充ち、気血のめぐりがよくなる。

四、心願がかなう。運命が日々に改まり、大道に従って生きるようになる。

☆他が受ける功徳として、

一、諸天を歓ばせる。仏教の守護神が力を得て、勢力を増長する。

二、迷えるものを救う。悪念を捨てさせ、信心を育てる。

三、読経を見聞きしている者を益する。悪念を捨てさせ、信心を育てる。

四、人間以外のものを利する。音声の及ぶ所あまねく仏法と縁を結ばせる。

安住寺では、お寺の行事、各家の年忌法要などで経本をお配りして、皆さんと共にお経を唱えるようにし、 広くお経に親しんでもらっております。


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